歓送迎会や春彼岸などの春の需要期に向けた花の出荷が、雫石町で本番を迎えている。ユリやアネモネ、ラナンキュラスなどハウスで栽培される花の出荷作業が3月いっぱい続く。
同町で、夏から秋のリンドウと、施設栽培でアネモネ、ラナンキュラス、フリージアを生産する細川睦さんは「まだ寒い日が続くが、色鮮やかな花で春の訪れを感じてほしい」と話す。
同町は花の生産が盛んで、リンドウや小菊などの露地栽培と施設栽培を合わせた経営で、年間と通じて約30種類の花を生産している。春までにユリ、カラー、キンギョソウなど色とりどりの花の出荷が続く。