久慈市にあるＪＡ新いわてふれあい産直ショップ花野果は１月１６日、冬季限定で旬を迎えている寒じめほうれんそうを地元のラジオ放送でＰＲした。ＪＡでは、寒さで糖度や栄養価が高くなる大寒の日を「寒じめほうれんそうの日」とし、冬の寒さを利用して栽培する寒じめほうれんそうを消費者にＰＲする日としている。

同ショップの小子内武志さんは「寒じめほうれんそうは葉が肉厚で甘みが強くしゃぶしゃぶで食べると素材の味を楽しめる。地元産の豚肉やシイタケなどを取り揃えているので、お好みの食材と一緒に味わってほしい」とＰＲした。

生産者の宇名澤順一さんは「寒い日が続き、順調に生育している。寒じめほうれんそうは冬季限定なので、旬の味を楽しんでほしい」と話した。

ＪＡでは、２０１９年から目の健康維持に効果があるとされるルテインを含む機能性表示食品として出荷。夏場のホウレンソウより栄養価が高くエグミが少ないのも特徴だ。 寒じめほうれんそうの販売は２月末まで続く。