ＪＡ新いわての元組合長で野田村の小野寺敬作さんは１２月２０日、岩手県農林水産業表彰を受賞した。盛岡市で開かれた「２０２４年度いわて農林水産躍進大会」で表彰され、達増拓也岩手県知事から表彰状を受け取った。

同表彰は、永年にわたり農林水産業に関する団体の運営や協同組合の育成、農林水産業の技術の向上発展に尽力し顕著な功績があった人や農林水産業や農山漁村の振興に尽力し顕著な功績があった人を知事が表彰する。

小野寺さんは１７年からＪＡ新いわての組合長として、２０年からＪＡ岩手県中央会会長として同組合と同会の運営に尽力。生産者の意見を農政に反映させ、持続可能な農業と地域共生社会を目指した計画を策定するなど、本県農業の振興と発展に寄与したとして表彰された。

同大会では６部門で表彰が行われた。小野寺さん以外のＪＡ管内の受賞者は次の通り。

いわて農林水産振興協議会会長表彰

• 明日を拓く担い手賞…久保田智治（宮古市）
• 意欲ある担い手賞…合同会社湧くわく工房（盛岡市）、清水繁勝（洋野町）、山下達也（一戸町）
• 個性ある「産地づくり」賞…新岩手農業協同組合南部地域花卉生産部会
• いわて農林水産振興協議会設立２０周年記念特別功労賞…有限会社越戸きのこ園