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二戸エリア 2024年12月06日 (金)

奥中山高原レタス60周年記念大会
歴史振り返り次の世代へ

JA新いわて二戸地域野菜生産部会奥中山支部レタス専門部とJAは12月6日、一戸町で奥中山高原レタス60周年記念大会を開き、生産者と市場担当者など約60人が出席した。参加者は60年の歴史を振り返り、ブランド産地として継続し次の世代につないでいくため気持ちを新たにした。

高橋政一専門部長は「60周年を迎えられたのも先人の方々のレタスにかける思いがあったからこそ。初心に戻り、生産者一丸となり安心でおいしいレタスをこれからも安定して出荷していこう」とあいさつした。

また、奥中山地域にレタスを導入し東北一のレタス産地育成に大きく貢献した照井仁一郎さん(94)に感謝状が贈られた。

奥中山高原レタスは、東京オリンピックが開かれた1964年から栽培が始まり、88年には販売額が10億円を初めて突破し、93年には過去最高の16億6665万円の販売額となった。

近年の異常気象など厳しい栽培環境にはあるが、専門部役員らが「奥中山高原野菜産地ブランドとしてのプライドを引継ぎ、良品質生産に取り組む」など決意表明し気持ちを新たにした。

記念講演では、丸モ盛岡中央青果㈱代表取締役社長の照井勝也さんが「こらからの奥中山高原野菜に期待すること」と題し講演した。 2025年度は10億円の販売を目指す。

レタス60周年記念大会のようす
レタス60周年記念大会のようす
レタス60周年記念大会のようす
レタス60周年記念大会のようす
レタス60周年記念大会のようす
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