JA新いわて二戸地域野菜生産部会一戸支部トマト班とJA二戸営農経済センターは2024年度のトマトの販売実績をまとめた。夏場の猛暑などの影響もあったが、夏場の管理の徹底により単価高となる9月以降の出荷量が昨年を大きく上回り、11月15日時点の販売額は1億5775万円で前年度比121%となった。
12月3日、八戸市で開いた2024年度トマト実績検討・推進大会で報告した。
生産者、市場など関係者24人が参加し、24年度の販売実績と、25年度の取り組みなどを確認した。
トマト班班長兼トレーナーの昆幹雄さんは「本年度は選果基準を見直し、過去3年を上回る実績となった。作りづらい気象条件だが、関係機関と協力し課題の改善に取り組んでいこう」とあいさつした。 25年度は、遅い作型の推進による夏の高温対策に取り組み、本年度を上回る1億6200万円の反場を目指すことを確認した。