JA新いわて二戸営農経済センターは2024年の花卉の販売実績をまとめた。11月15日時点の販売額は3億7512万円で前年比109.1%となった。主力のリンドウは3億2002万円で前年比115.3%の実績となった。
11月15日に二戸市で開いた24年度二戸地域花卉生産販売実績検討会で報告した。
JA新いわて二戸地域花卉生産部会の猪股茂部会長は「暑い日が続き、栽培管理や収穫作業に苦労した年となったが、昨年度を上回る販売実績となった。さらなる飛躍に向け有意義な時間にしよう」と呼びかけた。
実績検討会には生産者約45人が参加。令和7年度の計画は、主力のリンドウが3億3955万円、小菊、一輪菊、スプレーマム、芍薬などを含めた合計で4億円の販売を目指すことを確認した。
研修では、リンドウ晩生品種における高温障害対策やリンドウの岩手県オリジナル品種の調査結果などを確認した。