JA新いわては10月8~11日の4日間、グローバルGAP(農業生産工程管理)団体認証と社会的側面リスク評価(GRASP)の更新審査を受けた。県の関係部署やJA岩手県中央会、JA全農いわての担当者が立会いする中、圃場(ほじょう)ごとに記帳された作業日誌などの書類や農場内のチェックを受けた。
グローバルGAPの更新審査は、レタス4農場、ブロッコリー1農場、QMS(JA団体事務局、JA集荷場)が抽出され行われた。
レタスで新たに加わり、審査を受けた岩手町の澤瀬武志さん(47)は「初めての取り組みで苦労したが、JA担当者や関係機関のサポートで無事に審査を迎えられたことに感謝する」と話す。 JAは国際ルールに基づき、よりよい営農活動の実施を通じて、持続可能な農業への取り組みを推進するため、2019年からグローバルGAPの団体認証取得に取り組み、レタスとブロッコリーで認証を取得した。今回は、レタスで7農場(一戸町奥中山地域で4農場、岩手町で3農場)が加わり、全17農場を対象に更新審査を受けた。