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久慈エリア 2024年09月10日 (火)

ピーマン出荷好調
過去最高ペース、10億円販売を目指す

JA新いわてが園芸の最重点品目として推進するピーマンの出荷が好調だ。8月末までの販売額が6億4740万円となり、過去最高となった2023年の同期比で126.4%の実績となっている。JAでは、23年度の9億3955万円を上回る10億円を目指している。

JAでは、比較的取り組みやすい園芸品目として露地ピーマンの推進に力を入れ、各エリアで新規栽培者向けの指導会を開いている。

久慈エリアでは、新たな園芸品目としてピーマンを推進し、本年度は管内4市町村で15人が作付けしている。8月末の販売実績は前年同期比で140%となっている。JAや久慈農業改良普及センターは、定期的に圃場巡回や指導会を開き、新規生産者の栽培技術の定着に取り組んでいる。

ピーマンを栽培して2年目となる野田村の米田勝教さん(45)は「今年はJAの指導もあり自動潅水装置を入れ、生育は順調で収量も約5割増えている。定期的な巡回指導で、分からないことを確認しながら栽培できるので助かっている」と話す。

JAの畠山栄一常務理事は「夏秋期のピーマン産地としての期待も高まっている。JAでは園芸品目の中でピーマンを最重点品目として生産拡大を進めている。早期に10億円の販売の達成を目指している」と話す。

ピーマンの出荷
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