宮古地方農業振興協議会は8月7日、岩泉町乙茂おでんせ広場で第35回宮古地方日本短角種共進会が開いた。最高位の名誉賞には、岩泉町の佐々木和時美さん出品の「よしひめ」が輝いた。
沿岸各地区から42頭が出品され、発育体積やバランス、品位の他、短角種は放牧するため足腰の強さなどを審査した。本共進会は9月に開かれる第68回岩手県畜産共進会日本短角種の部への出品選抜を兼ねている。27頭が選ばれ、それぞれの部で改良の成果を競う。
名誉賞を受賞した佐々木和時美さんは「2年連続受賞できうれしい。今まで通り体調管理には気をつけ県共進会でも名誉賞を狙いたい」と話す。