JA新いわては、管内で生産される農畜産物をPRするポスターを作成した。広報誌「夢郷(ゆめごうり)」に15年以上連載する4コマまんが「かが’Sファミリー」のキャラクターと生産される農畜産物を新たに書き下ろした。組合員から親しまれているキャラクターを使うことでインパクトを与え、記憶に残る販売に繋げていく考えだ。
同JAは、岩手県の約半分の18市町村をエリアとし、多種多様な農畜産物が生産されている。主要な品目をキャラクターのタッチに合わせたイラストで表現し、おいしいから食べてみてほしいという言葉を方言で「まんず んめがら くってけろじゃ」と表現している。
JAの担当者は「JAでは多くの品目を取り扱っており、写真ではどこの産地のものか分かりづらい。組合員からも4コマまんがで親しまれているキャラクターと組み合わせることで、記憶に残る販売に繋げていきたい」と話す。
広報誌に連載する4コマまんがは、管内の雫石町で活動する漫画家「そのだつくし」さんに依頼し毎月掲載している。最新号は189話となっている。主人公の「かが」とその家族の農業に関するストーリーで紹介され、根強いファンも多い。
完成したポスターはJAの各施設や関係機関などに掲出し、トップセールスなどPRの場面で使用していく。