JA新いわて東部営農経済センターは3月8日、岩手町でとうもろこし品種別栽培講習会を開きた。同町の生産者約50人が参加し、品種ごとの栽培のポイントなどを確認した。
講習会では、種苗会社の担当者が品種ごとの特徴や栽培のポイント、収穫適期のタイミングなどを説明。また、猛暑だった昨年、多く見られた「しなび」の対策や病害虫防除のポイントを説明し、良品出荷に向け品種ごとの栽培のポイントを確認した。
同町は、JA管内で主力のとうもろこし産地。近年、天候不順による作柄不良で出荷数量が減少しているが、2024年は19年に達成した1億円の販売を目指している。
JAの担当者は「品種ごとの栽培のポイントと収穫適期を確認し、良品出荷を心がけてほしい」と呼びかけた。