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JA新いわて管内 2024年02月28日 (水)

「銀河のしずく」拡大 
24年度作付け2000ヘクタール

JA新いわては、岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の生産拡大を進めている。栽培適地が拡大されたことを受け作付けが拡大し、2024年度は約2000ヘクタール(前年度比155%)の作付けを計画している。需要が高まる県オリジナルブランド米作付けによる「売れる米作り」に取り組んでいる。

南部営農経済センターは2月28日、同センターで新規栽培者向けの銀河のしずく栽培管理指導会開いた。雫石町の生産者133人が参加し、「銀河のしずく」の栽培ポイントや品種特性などを確認した。

盛岡農業改良普及センター主査農業普及員の臼井智彦さんは「銀河のしずくはブランド米として玄米タンパク質含有率などの品質基準がある。栽培マニュアルに基づいた過不足ない肥培管理を心がけてほしい」と説明した。

同町では新たに190人が新たに栽培を始め、約950ヘクタール(前年度比192%)で作付けを予定している。

同センターの高橋誠司さんは「銀河のしずくは、食味も良く人気も高い。ブランド米としての品質基準を確実にクリアできるよう栽培管理の徹底に努めていきたい」と話す。

JAでは25年までに2200ヘクタールの作付けを計画している。

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