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宮古エリア 2023年12月18日 (月)

稼げる農業後押し 
生産者と個別営農相談

JA新いわて宮古営農経済センターと宮古農業改良普及センターなどの関係機関は、野菜生産部会員との個別の営農相談を12月18日から始めた。個別に生産者を回り、今年度の営農計画と実績を基に、個別の成果や課題を抽出し、次年度に向けた作付け計画や導入品種、施肥設計などの営農計画について相談する。

同センターでは、沿岸地域の気象条件を生かした長期出荷できる産地を目指している。近年では春ブロッコリーの産地化が進んでいるが、夏場と冬秋期の品目は生産者により違う。より効率的な作付けと有利販売で長期出荷を可能にし、生産者に寄り添い営農相談をしている。

今年就農した岩泉町の千葉慎也さんは「個別に相談できるので分からないことを聞きやすい。農業を始めたばかりなので、自分でできる規模なども相談できた」と話す。

同センターの石井健吾さんは「それぞれ栽培する品目や圃場の条件も違う。本年度の課題や土壌診断の結果を基に次年度の計画を作り上げ、生産者の手取り向上につなげていきたい」と話す。

個別相談は1月下旬まで行う。

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