ＪＡ新いわてとＪＡ花卉生産部会協議会は１２月１２日、盛岡市で実績検討会を開いた。２０２３年度の販売実績を確認するとともに取り組みについて確認し、生産者らは２４年度の生産に向けて意識を統一した。

２３年度は、５月上旬の雪害や夏場の猛暑が影響し、前年より収量が減少したが、全国的な出荷減による高値相場が続き、１１月末時点の販売額は前年度比９８．４％の１８億４７３１万円となった。主要品目のリンドウの販売額は前年比９７．８％の１５億４７１１万円だった。

同協議会長の齊藤正樹さんは「かつて経験したことのない猛暑の影響で収量が減少している。課題と対策を協議し次年度の生産に繋げてほしい」とあいさつした。

高温対策としてバイオスティミラント資材のメーカーによる説明をはじめ、２３年度の取り組みと改善点などを協議した。