八幡平市で九条ネギを生産する合同会社みのり風土は7月3、4の両日、農業生産工程管理(JGAP)の認証取得に向けて初回登録審査を受けた。審査会社の審査員が審査項目に沿って審査した。手続きが順調に進めば今年8月には認証を取得する。
ネギでの認証GAPの取得は県内で初めて。また、同市での認証GAPの取得は初めてとなる。
同社社長の村上博信さんは「GAPに取り組むことで自社の作業工程を客観的な視点でみることができ、効率化につながると感じている。持続可能な営農に向けて社員と一緒に取り組んで行きたい」と話す。
同社では、今年度は九条ネギ6ヘクタール、長ネギ3.5ヘクタールを作付けしている。
JGAPは、日本GAP協会が行う農業生産活動の持続性を確保するため、食品安全、環境保全、労働安全に関する認証制度で、審査項目は120項目にも上る。