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JA新いわて管内 2023年03月29日 (水)

GAP部門(団体の部)で東北農政局長賞受賞 
未来につながる持続可能な農業推進コンクール

JA新いわては、農林水産省が主催する「2022年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクール」のGAP部門(団体の部)で東北農政局長賞を受賞した。同JAは、第三者認証GAPを取得し、継続的なGAPの取り組みを通じて持続可能性の確保や農業経営の改善等について顕著な成果が認められた。

JAでは、10年先を見据えた産地作りを進める中で、グローバルGAPの団体認証の取得に取り組み、19年11月にレタスとブロッコリーの2団体が同時に認証を取得。県内トップの生産量を誇るレタス、ブロッコリーの更なる産地活性化に取り組んでいる。

JAの苅谷雅行代表理事組合長は「受賞は産地育成への思いと持続的なたゆまぬ努力の結果。ご支援いただいた関係機関に感謝し、受賞を契機に持続可能な園芸産地の確立に向けてGAPの理解造成を図っていきたい」激励した。

グローバルGAP認証は国際水準GAPの5分野「食品安全、環境保全、労働安全、人権保護及び農業経営管理」を満たす第三者認証GAP。JAを中心にJA岩手県中央会、JA全農いわて、岩手県が連携し、三位一体となった指導体制による支援を続けている。また、JAグループ支援を受け、新たな取り引き先の開拓やリレー出荷への参加など、グローバルGAP認証を活用した新たな取り組みを展開している。

3月29日にはグローバルGAP全体研修会を盛岡市で開き、JA担当者と生産者、関係機関など約20人が参加。GRASP評価の導入などの新たな取り組みや、2団体の取り組みを発表し、今後の取り組みに向けた情報を共有した。

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