ＪＡ新いわては3月3日、盛岡市の県庁で養豚の飼料価格高騰などへの支援を訴える要望書を県に提出しました。ＪＡ新いわての苅谷雅行組合長、ＪＡ久慈地区養豚部会の平谷東英部会長、農事組合法人八幡平ファームの大泉俊昭常務が、営農継続のため支援を訴えました。

肉豚の生産現場では、生産コストの半分以上を占める配合飼料価格や光熱費が高騰しており、大泉常務は「豚価とエサ代のバランスが釣り合わなくなってきている。生産現場の窮状を理解してもらい、飼料価格高騰対策の継続的実施、現場の実態を踏まえた肉豚経営安定交付金の運用を行なってほしい」と提言しました。岩手県農林水産部の照井富也農政担当技監は「生産現場の実態を知ることができた。県として必要な取組を実施していく」と話しました。