大寒の1月20日は「寒じめほうれんそうの日」。JA新いわて久慈地域野菜部会は、この日に合わせて収穫最盛期を迎えている寒じめほうれんそう約100kgを久慈地域の学校給食用として提供した。1月18日、野田村立野田小学校の4年生を対象に出前授業が行われ、児童らは寒じめほうれんそうの特徴を学び、給食では寒じめほうれんそうを使ったメニューを味わった。
JAでは1年で一番寒い時期となる大寒の日を「寒じめほうれんそうの日」として販売促進や認知向上に取り組む。
出前授業では、久慈農業改良普及センターの東海林豊さんが、栽培方法や栄養素、甘くなる仕組みなど寒じめほうれんそうの特長を説明した。
給食では、寒じめほうれんそうを使ったナムルと麻婆豆腐などが用意された。児童らからは「ホウレンソウが苦手だったけど甘くて食べることができた」「いつも食べているホウレンソウよりも食べやすい甘さだった」と好評だった。
同地域の久慈市、洋野町、普代村でも学校給食で寒じめほうれんそうを使ったメニューが提供される。