寒じめほうれんそうの収穫時期
寒じめほうれんそうの主な産地
機能性表⽰⾷品の紹介
JA新いわては、寒じめほうれんそうに含まれる「ルテイン」の機能性に着⽬し、消費者庁に届け出、機能性表⽰⾷品として受理されました。
ルテインは、光による刺激から⽬を保護するとされる網膜(⻩斑部)⾊素を増加させることが報告されています。
機能性表⽰⾷品
消費者庁届出番号:E165
- 商品名
- 寒じめほうれんそう
- 食品の区分
- 生鮮食品
- 機能性関与成分名
- ルテイン
- 表示しようとする機能性
- 本品にはルテインが含まれています。ルテインは、光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を増加させることが報告されています。
- 一日当たりの摂取目安量
- 一日当たり200gを目安にお召し上がりください。
- 一日摂取目安量当たりの機能性関与成分の含有量
- 10mg
- 届出者名
- 新岩手農業協同組合
- 届出者住所
- 岩手県滝沢市鵜飼向新田7-76
- 摂取をする上での注意事項
- 多量に摂取することにより、疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
- 生産・製造及び品質管理に関する情報
- 新岩手農業協同組合久慈営農経済センター・八幡平営農経済センターで生産・出荷する寒じめほうれんそうは、生産履歴の記録・点検、岩手県版GAPのチェックシートによる確認、播種前に行われる栽培指導会により統一した農薬の使用、栽培管理となるような体制で取組んでいる。品質管理においては、残留農薬の分析の実施、出荷前の糖度測定の実施により高品質生産の管理を実施している。統一した出荷規格等(形質、大きさ、株数など)に沿って調製作業が行われ、概ね7℃以下に管理された集荷場の予冷庫に持ち込まれ鮮度維持を行い出荷されている。
「寒じめほうれんそう」に含まれる「ルテイン」の機能性
寒じめほうれんそうに含まれる「ルテイン」は、目のビタミンとも呼ばれている黄色いカロテノイド色素です。強力な抗酸化・抗炎症成分で、ブルーライトの吸収能力を持ちます。植物では強光による組織障害を防いだり、光のエネルギーを吸収するときの補色素として働き、主に葉に蓄積することが知られています。動物は自ら合成することができないため、食物から摂取する必要があります。認知症患者では、健常者に比べ血中や脳のルテイン量が少ないことが報告されており、脳機能との関連も示唆されています。
「寒じめほうれんそう」の美味しい理由
岩⼿の寒さがつくる「寒じめほうれんそう」
冬の寒さが厳しい岩⼿県の県北地域。厳冬期にはマイナス15℃前後まで下がることもあります。この厳しい寒さが、寒じめほうれんそうから、格別のおいしさと⾼い栄養価を引き出します。
寒じめほうれんそうを⽣む「栽培⽅法」
100⽇〜120⽇もの間、厳しい寒さにさらしながら、じっくりと成⻑させる寒じめ栽培技術が、おいしく健康にも良い寒じめほうれんそうを⽣み出します。地温が7℃以下で1週間以上、糖度8度以上のものを出荷しています。
寒じめほうれんそうのおいしさの理由
寒じめほうれんそうは、冬の厳しい寒さに耐えるために葉っぱが縮こまり、厚くなります。そして、糖分をはじめビタミンやミネラルを蓄えるので、普通のほうれんそうよりも甘みが強く、栄養価の高いほうれんそうになります。
「寒じめほうれんそう」の美味しい⾷べ⽅
寒じめほうれんそうのしゃぶしゃぶ
1分間茹でても、ルテイン量は変わりません。寒じめほうれんそうは柔らかいので、30秒程度、さっと湯通しするくらいがオススメです。
機能性表示食品とは
科学的根拠を元にその生体調整機能を届け事業者の責任の元で表示した食品。トクホとは異なり生鮮食品やサプリメントを含む全ての食品が対象で、商品の摂取試験実施は必須ではありません。含有成分の摂取機能についての文献情報を根拠に消費者庁へ届け出ることで機能の表示ができます。
※詳しくは消費者庁HPを参照ください。
様式Ⅰ:届出食品の科学的根拠等に関する基本情報(一般消費者向け)