JA新いわて二戸営農経済センターは10月6日、管内4会場でリンゴの中生品種出荷規格指導会を開いた。生産者約50人が参加し、品種ごとの出荷規格や収穫時期のポイントを確認した。
二戸農業改良センターの佐藤優さんは「今年の果実肥大は平年並み。ジョナゴールドは着色が不揃いとなりやすいので、すぐりもぎを行う。果実軟化も早く収穫期が遅れると急激に果実硬度が低下するので収穫遅れに注意してほしい」と呼びかけた。
JA担当者は「硬度に注意し、地色が抜けた果実からの収穫を心掛け、完熟手前での収穫に努めてほしい。収穫期後半は果実の軟化が進むため、着色基準を下げて取り遅れにならないよう収穫してほしい」と説明した。
同地域では、10月中旬から「ジョナゴールド」「シナノスイート」などを出荷する。