JA新いわての「ふれあい産直ショップ花野果(はなやか)」は9月15日、来店者300万人を達成し記念セレモニーを開いた。300万人目の来店者と前後の2人に、産直の季節の野菜と米の詰め合わせなどを贈呈した。
300万人目となった久慈市栄町の松本みほ子さん(70)は「当たると思っていなかったのでびっくりした。新鮮な野菜が並び、商品の取り揃えも豊富でいつも来ている。これからも利用したい」と話した。
花野果は2003年10月にオープン。2019年には250万人を達成し着実に利用者を伸ばしてきたが、コロナ禍の影響もあり当初の見込みよりも遅れての達成となった。
久慈地域産地直売施設利用者協議会の宇名澤順一会長は「コロナ禍や生産資材高騰など野菜生産の環境は厳しくなっているが、大幅に値上げすることなく商品を店に並べてきた。こうした会員の努力を消費者の皆さまに理解していただいた結果だと思う。遠方からの来店者もいるが、地元の利用者が多いことが長く続いている秘訣。これからも多くの方にご利用いただきたい」と喜びを口にした。