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JA新いわて管内 2022年10月14日 (金)

グローバルGAP団体認証の更新審査 新たに3農場が追加

JA新いわてと、JA奥中山高原Ⓖ.レタス推進チーム、JA宮古地域ブロッコリー生産グループは11~14日の4日間、グローバルGAP(農業生産工程管理)団体認証の更新審査を受けた。県の関係機関やJA岩手県中央会、JA全農いわての担当者らが見守る中、圃場(ほじょう)ごとにつけた作業日誌など書類や農場内のチェックを受けた。

JAは国際ルールに基づき、持続可能な農業を推進し、10年先を見据えた産地づくりを進めるため、2019年からグローバルGAPの団体認証に取り組み、両生産グループが同年11月に認証を取得した。3度目の更新審査には新たにレタス3農場が加わっての審査となった。

審査は、レタス4農場、ブロッコリー2農場、QMS(JA団体事務局、JA集荷場)で行った。

新たにレタスの生産グループに加わり審査を受けた西舘豊さん(42)は「ちゃんとやっていたつもりだったが、第三者から見てもらうことで指摘もあり、勉強になったし意識も変わった。関係者の協力もあり、安心して審査を迎えられた」と話す。

JAの畠山栄一常務理事は「農林水産省では、2030年までにほぼ全ての産地で国際水準GAPが実施されるよう提起している。JAとしても指導体制を整備し取り組みを進めていきたい」と話す。

グローバルGAP団体認証審査の様子写真
グローバルGAP団体認証審査の様子写真
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