元祖軽トラ市で知られる「しずくいし軽トラ市」で5月1日、県内の若手農家が集い、自慢の野菜や花などを販売しました。今年1回目となるしずくいし軽トラ市への来場者は、用意した菌床シイタケやホウレンソウ、ネギなどを買い求め、消費者との交流を深めました。
雫石町で菌床シイタケを生産する櫻田大河さん(27)が、県内の農家仲間に声をかけ、「WAKODO(わこうど)」の名前で昨年から同町で開かれている軽トラ市に出店している。今年度は8戸の農家が生産する旬の野菜などを販売します。
櫻田さんは「若い生産者の仲間づくりや情報交換できる場として声掛けをした。今年で2年目の出店になるが、リピーターも足を運んでくれるようになった。今年も農家の思いを伝えながら販売し、消費者との繋がりを大切にしていきたい」と意気込みを話します。
宮古市でブロッコリーやトマトなどを生産する久保田智治さん(27)は「昨年は、用意した野菜の味を気に入って毎回購入する方もいる。旬の野菜を用意するので、今年も楽しみにしていてほしい」と笑顔で話します。
しずくいし軽トラ市は11月までの第一日曜日に開かれ、WAKODOのメンバーらは、自ら生産する旬の野菜や花などを持ち寄り販売します。