東部営農経済センター管内で根三つ葉の出荷が始まった。根三つ葉は、年末の需要期に合わせて10月に掘り起こした株を出荷時期に合わせハウスに伏せ込み収穫する。年末に向け出荷のピークを迎える。
同センター管内の岩手町では、冬場の換金作物として40年以上前から年末年始の需要期に合わせて根三つ葉の栽培に取り組んでいる。高齢化などで生産者は減少しているが、出荷先の市場からの要望も強い。
同町の澤瀬清一さんは「今年も順調に生育している。根三つ葉の独特と香りと風味を楽しんで欲しい」と話す。
JAの担当者は「根三つ葉は、糸三つ葉に比べ香りや味が濃く、根まで食べられるのが特徴。是非多くの人に味わってほしい」と話す。
出荷は3月上旬まで続く。