ＪＡ新いわて二戸営農経済センター一戸地区担当課は２日、奥中山野菜集出荷場で促成アスパラガスの目揃い会を開いた。出荷先の市場担当者からの評価などを踏まえ、太さや曲がりなどの出荷規格を確認し、統一した規格での出荷を確認した。

生産者１１人が参加した。二戸地域野菜生産部会奥中山支部アスパラガス専門部の坂本誠専門部長は「この時期は唯一の国産アスパラガスの産地だが現状に甘んじることなく、高品質で揃いのよいアスパラガスを出荷し、産地への信頼を高め有利販売につなげよう」と呼びかけた。

奥中山地域では、２００３年から促成アスパラガスの栽培に取り組み、国産が出回らない１１月下旬～翌年２月に出荷している。２２年度は約３０トンの出荷で６３００万円の販売を計画している。