平成11年3月1日に広域合併により誕生し、岩手県の県央の3市町をエリアとしています。農業が盛んで、米や野菜、果樹や畜産など特産品が豊富な地域です。
奥羽山系と北上山系に囲まれ、そこから湧き出る清らかな水と澄んだ空気・豊かな大地を最大限に利用したあんしん産地『JAいわて中央』として、人生の幸せを求める一人ひとりの思いや願いの実現、人と人のこころが触れ合う豊かな地域づくり、きれいな水・空気・豊かな緑に囲まれた住みやすい環境づくりに貢献することが私たちの使命と考えています。
昭和47年に東北農業試験場で誕生。寒さや病気に強く、食味はもちろん、餅にしたときの白さと滑らかさが抜群の品種です。ヒメノモチは、JA別ではJAいわて中央が日本一の生産量を誇っています。切り餅の原料や町のふるさと納税の返礼品としても使用されるなど、県内外で味わわれています。
平成7年に岩手県の東北農業試験場が世界に先駆けて開発し誕生した、もち性を持つ小麦です。耐寒性や耐雪性に優れ、東北地域の栽培が適地とされている品種で、粘りが強く、もちもちとした食感が最大の持ち味。パンや麺、郷土料理など様々な用途での活用が広がっています。
平成23年に農研機構東北農業研究センターで誕生。収量性、加工適正に優れ、麺にしたときの香りの良さや甘みなど食味評価が高い品種。JAいわて中央管内で生産されているそばは、400ha以上の作付面積を誇り、小麦後の1年2作で栽培されています。農薬は一切使っていない安全なそばで、生産量は県内一を誇ります。
今や日本だけでなく、世界中で最も生産されているりんごの王様です。「蜜」が入りやすい品種の代表格でもあります。袋をかけずに栽培し、太陽をたくさん浴びて育つ「ふじ」を「サンふじ」と呼びます。果汁が多く、甘さと酸味のバランスが抜群で、シャキシャキした食感が特徴です。
JAいわて中央管内の冷涼な気候と昼夜の寒暖差がブドウ栽培に適しており、なだらかな傾斜地を利用し、被覆栽培で生産しています。なかでも「キャンベル」の生産量は県内一で、甘みと酸味が調和した深みのある味わいが人気。特有の香りでワインやジュースなどの加工用としても使用されています。
「フルーツの里」として知られるJAいわて中央管内は西洋なしの栽培が盛んです。西洋なしのなかでも最高峰の評価を受けている「ラ・フランス」は、「果物の女王」ともいわれるほど味わいが上品な品種です。果汁が豊富で熟すと香り高く大変甘くなり、なめらかな食感が特徴です。
もち米産地である地の利を活かし、もち米を中心とした地元産の飼料を与えて育てた「しわ もちもち牛」。もち米には肉のうまみ成分をつくるオレイン酸をアップする効果があると言われています。そのもち米を食べて育った「しわ もちもち牛」は、肉のうまみと柔らかさが逸品です。
JA管内の契約農家が飼育し、いわて生協の店舗や共同購入形式で販売する「アイコープ豚」。飼料のトウモロコシは遺伝子組換えでないものを使用し、国産飼料米も配合しています。動物質性飼料を使っていないため、くさみも少なく、やわらかく美味しいと消費者から高い評価をいただいている人気の豚肉です。
世界一おいしいといわれる「六白バークシャー」に安全な飼料と地養素を与えて飼育した「しわ黒豚」。肉はとても柔らかでジューシー。脂身はさっぱりとして他の豚にはない甘味とコクがあり、コレステロールが少ないヘルシーな豚肉です。